2020/05/11 15:24

■故障が貧血の原因に?(メカニズム編)

 

 風邪や病気の原因となる細菌感染。体内の鉄分を利用することで繁殖します。細菌が繁殖しないようにカラダは防御システムを稼働します。何をするのかというと体内の鉄分を排出するのです。そうすることで、細菌は利用出来なくなり死滅していきます。

      

 炎症時には「活性酸素」が細胞を傷つけます。鉄分は活性酸素の材料にもなってしまいます。なので、炎症が起きると細菌感染のときと同様にカラダは防御システムを稼働します。体内の鉄分を排出することで、活性酸素の働きを抑え、炎症を治りやすくします。


 このように、細菌感染や炎症時にはそれらが広がるのを防ぐためにカラダが防御システムを稼働します。その結果、体内の鉄分が減るのに加えて食事で摂った鉄分も吸収されないということが起きるのです。運動をしない人なら安静にして治療に専念すればいいのですが、アスリートはそうはいきません。炎症を抱えながらも試合に向けて常に練習をしてしまうことで次第に体内の鉄分が減少して貧血になってしまうのです。

  

 ・ 鉄を摂っているのに貧血を繰り返してしまう。

 ・ 食事栄養バランスは良いはずなのに貧血になってしまう。

 ・ 故障や痛みが長引いている。

 ・ 感染症などの病気で苦しんだ。

 ・ 貧血になる理由が思い当たらない。

 

 これらに心当たりはありませんか?あなたの貧血、もしかしたら細菌感染や炎症が原因かもしれません。


■故障が貧血の原因に?(解決編)

  

 ケガや故障、病気等による炎症が体内に残っているとカラダは鉄が取り込めません。出来るだけ早く炎症を取り除き、鉄が吸収出来るカラダに戻す必要があります。

      

 炎症している患部はうっ血しています。組織の修復をするため白血球などが集まるからです。患部に血液をどんどん送り込めば回復も痛みの除去も進みます。

 

 ねん挫や故障をすると氷で冷やす冷却処置を行いますね。患部を一定時間冷やし、毛細血管を開かせ、血流を促進させることにより回復を促すためです。血液の流れを良くする方法は次の通りです。


 1、マッサージ

 2、ストレッチ

 3、ウォーキング

 4、入浴

 5、アイシング

 6、保温

 7、栄養etc.


 これらの中から患部に負担のない方法を選ぶと良いでしょう。

  

 ◆栄養ではEPA


 私たちのカラダに欠かせない必須脂肪酸の1つ、EPAをご存知ですか?魚やえごま油に多いオメガ3脂肪酸の一種です。血液をサラサラにして血流を促進する力が知られています。さらに近年の研究で炎症成分を取り除く力が認められ、抗炎症機能の高い栄養としても注目されています。


 故障や風邪などをきっかけに貧血をこじらせてしまっているランナーは思いのほか多いようです。その誘因の1つに炎症が潜んでいる。多くのランナーの貧血と寄り添ってきた中で私たちはそう考えるようになりました。選手の皆さんの焦る気持ちはとてもよく分かりますが、どうぞまずはゆっくり、しっかり治して下さい。傷んだカラダの修復には時間が必要です。


 そして栄養も役立つことでしょう。中でも炎症をやわらげ、回復を促すEPAの力は見逃せません。故障や風邪等で貧血を長引かせている方にはぜひ、お試し頂きたいと思っています。


 セリアサプライズの主成分はオメガ3脂肪酸のDHAとEPAです。また、脂肪の燃焼を促進する中鎖脂肪酸MCT、脂質酸化を防ぐビタミンEとβカロテンを組み合わせました。ランナーに有効な脂質栄養をバランス良く配合したサプリメントです。

 

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今回の記事はこちらのセリア通信をまとめたものです。


故障が貧血の原因に!? https://cf-seria.com/melma_2017/melma_2020_649.html

故障が貧血の原因に!?その2 https://cf-seria.com/melma_2017/melma_2020_650.html