2020/05/12 13:33

(1)朝練習をしましょう


 朝から元気に活動している人は太りにくいことが知られています。アスリートにも同じことが言えます。脂肪を落とし、スタミナをつける必要から殆どの競技で朝練習を行っています。陸上長距離選手なら朝練習が必要です。

     

 中高大学生ランナーであれば、起床時のエネルギータンクはほぼ空っぽの状態です。即効性のエネルギー、グリコーゲンが枯渇しているため脳もカラダも動きが鈍くなっています。この状態こそが脂肪を削ぎ落とす絶好のチャンスなのです。


 ここでぜひ、覚えておいて欲しいことがあります。それはエネルギー系統についてです。ヒトのカラダには主に3通りの方法でエネルギーを産生します。


 第1のエネルギー:糖質の利用

 第2のエネルギー:タンパク質の利用

 第3のエネルギー:脂肪の利用

 

 糖質は大きな力を発揮する際に使われます。タンパク質は糖質が少なくなったり、カラダが弱った際の補助燃料です。一方、脂肪はゆっくり長く運動する際に使われます。この性質を利用してトレーニングすれば、脂肪を削ぎ落としやすくなります。


 糖質エネルギーが空っぽの状態でゆっくり時間をかけて運動すれば脂肪が効率良く使われることになるのです。この条件に当てはまるタイミングが朝練習の時間です。脂肪を落とすなら、朝がベストです。


 逆に、糖質エネルギーが枯渇した状態でスピードや強度を上げたトレーニングを行うのは危険です。筋肉や血液等の体組織へのダメージが大きくなり、ケガや故障、貧血を招くからです。

 

 ケガや故障、貧血を回避しながら、余分な脂肪を削ぎ落とし、筋持久力を高めたいあなた。ぜひ、朝の空腹時を上手に利用してゆっくり長く走るL・S・D(ロング・スロー・ディスタンス)を取り入れてみましょう。


(2)朝練習での脂肪燃焼の効率を上げるために

 

 起床時にグリコーゲン残量が少なければ体脂肪への依存が高まります。そこで夕食時のご飯を八分程度に減らします。ただし、その分だけ主菜や副菜はしっかり食べて下さい。ご飯抜きはぜったいに止めて下さい。ほんの少し減らすだけで効果は十分です。

     

  体内の3つのエネルギー(炭水化物・タンパク質・脂質)を燃やすにはビタミンB群の手助けが必要です。エネルギー代謝を高めるビタミンB群を摂取しましょう。


 ビタミンB群が多い食材は次の通りです。

 豚肉・キノコ類・玄米・雑穀・味噌・ぬか味噌漬け


  脂肪を燃やしやすくする中鎖脂肪酸(MCTオイル)にも注目です。体内に取り込まれたMCTオイルはその殆どがエネルギーとして燃えてしまいます。これが脂肪の燃焼サイクルに拍車をかけます。


 1、夕食時のご飯量を八分にする。

 2、朝食前にL・S・Dトレーニングを行う。

 3、ビタミンB群を摂取する。

 4、中鎖脂肪酸(MCTオイル)を摂る。


 以上の4つを組み合わせて行えば効率良く体脂肪を減らすことが出来ます。さらに毛細血管が発達。血液循環が良くなり、筋持久力も向上します。


 精白米ではなく、発芽玄米や雑穀米にするとビタミンB群が摂りやすくなります。それらが苦手な方にはセリアFeの利用をおススメします。セリアFeはビタミンB群を強化したヘム鉄のサプリメントです。


 中鎖脂肪酸を含む食品は少ないため、食事で摂取するのは難しいです。セリアサプライズは主成分のDHA、EPAに加えてβカロテン、ビタミンE、中鎖脂肪酸を強化したサプリメントです。ぜひ、上手にご利用ください。


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この記事はこちらのセリア通信をまとめたものです。


脂肪を燃やすにはその1 https://cf-seria.com/melma_2017/melma_2020_651.html

脂肪を燃やすにはその2 https://cf-seria.com/melma_2017/melma_2020_652.html