2020/06/04 10:07
◆赤血球とは◆
赤血球の主な役割は2つです。
赤血球の主な役割は2つです。
1、酸素を身体全体に届けること
2、二酸化炭素を回収して肺に戻すこと
2、二酸化炭素を回収して肺に戻すこと
酸素の受け渡しは、赤血球に含まれるヘモグロビンによって行われます。
赤血球は円盤状をしています。中央にくぼみがあり、細い毛細血管を通過する際に折れ曲がりやすい構造になっています。くぼみ部分はヘモグロビン量が少なく、ほんの少しだけ薄い色をしています。各組織と触れやすい部分にヘモグロビンが集中していることが分かります。
赤血球の寿命は通常、およそ120日です。役目を終えた赤血球は脾臓(ひぞう)や肝臓、骨髄で分解されます。陸上選手、サッカーやラグビー、バスケット、バレーボールなどの選手は赤血球の破壊による消失が多く、その産生サイクルが早まります。そのため血液をつくるために必要な栄養がたくさん必要になります。
◆赤血球指数◆
ここで2つの指数を紹介します。
平均赤血球容積(MCV)=(赤血球1個の大きさ)
ここで2つの指数を紹介します。
平均赤血球容積(MCV)=(赤血球1個の大きさ)
平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)=(単位容積赤血球あたりのヘモグロビン濃度)
MCVは赤血球の育ち具合をみるために、MCHCはヘモグロビンの状態をみるために確認します。血液中に占める赤血球の割合は血漿の多少によって変わってしまうため、赤血球自体の状態を確認するために赤血球指数を算出します。
血液検査時にはヘモグロビン(Hb)のみではなく、赤血球の状態を確認してみて下さい。赤血球数(RBC)、平均赤血球容積(MCV)が共に低い場合は赤血球の発育状況に問題があることが考えられるからです。赤血球はヘモグロビンを含むカラダの組織です。土台となる赤血球が未発達の状態で鉄だけを摂取しても貧血は改善しません。
そのような場合、赤血球を育ててるための食生活改善を行い、並行して鉄を摂取する必要があります。
ちなみに赤血球を育てるポイントは以下の通りです。
1、食事のバランスアップ・ボリュームアップ
2、たんぱく質の強化
3、ビタミンB群の強化
4、鉄・亜鉛・銅などのミネラル摂取
2、たんぱく質の強化
3、ビタミンB群の強化
4、鉄・亜鉛・銅などのミネラル摂取
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