2020/07/14 16:18

梅雨時は湿度が高くなります。そんな中でトレーニングする時は熱中症にご注意ください。汗をかいても熱が放散できずにこもってしまうからです。気温がさほど高くなくても屋内にいても、じめじめした日は熱中症の危険があるわけです。体温調節の難しいこの時期にウィンドブレーカーやジャージなど通気性の悪いウェアを着込んで走るのは大変危険ですから避けましょう。

室内練習では換気にも十分配慮し、休憩時間には風通しの良い場所に出てカラダを冷やすと良いでしょう。汗をかいたらタオルで拭きましょう。もちろん、こまめな水分補給や着替えも忘れずに

 

梅雨時のコンディショニング

このところ体調が優れずモヤモヤとした毎日を過ごしている人はいませんか?大会が続き疲労も溜まっていませんか?

そんな中で梅雨を迎え、気圧や気温の変化にカラダが対応できなくなっていることも考えられます。人間のカラダには、環境に適応し健康な生活をおくれるよう調節する機能があります。寒暖や湿度などの外的変化や運動などによるカラダの内的変化に素早く対応し、安全で健康な状態を保持する役目をしているのが自律神経系です。これがきちんと働いているかどうかが大切なのです。

 

自律神経を整える=生活習慣を整える

梅雨時に調子を崩しやすい人にはこういう傾向があります。

(1)不規則・だらしのない生活をおくっている

(2)ストレスが溜まっている

(1)は夜更かししたり、朝起きるのが遅かったり、朝食を食べなかったり。毎日不規則な生活をおくっている人です。(2)は人間関係や勉強などから。

(1)や(2)をほったらかしにしておくと、自律神経系がうまく働かなくなり体調不良を引き起こします。消化不良や摂食障害、頭痛や睡眠障害なども招きかねません。

自律神経系は規則正しい生活をすればするほど良くなります。基本は早寝・早起き・朝ごはん。朝練があるから朝食が食べられないという相談も多く寄せられますが、まずはバナナ1本から、慣れてきたらヨーグルトを追加するといったように少しずつ改善していきましょう。食事をとらず体内のエネルギー貯蔵がないまま運動すると貧血や故障に原因になります。

 また、ストレス解消法は人それぞれ。趣味の時間を大切にしましょう。