2021/01/13 13:42

何をいつ食べればどのような効果があるのか。それを時間栄養学といいます。たとえば、ラーメンは昼食べると太りにくいけど、深夜に食べたら太りやすい・・・というふうに。時間栄養学を味方につけると、食事の効果が上がり、効率よく強く・速くなれるのです!!


その1#朝食はちゃんと食べましょう

朝起きたとき、皆さんのエネルギータンクはカラッポです。なので朝食ではごはんやパンといったエネルギー源(炭水化物)を摂りましょう肉や魚、納豆、味噌汁、たまごなどのたんぱく質には体を温める効果があり、動きやすくしてくれます。その2つの栄養だけは必ず摂るようにしてください。+αで果物や乳製品もとりましょう。


その2#練習後、2時間以内に栄養補給をしましょう

 練習後、傷んだ筋肉は再生・回復します。ところがそれには材料が必要です。その材料とは糖質とたんぱく質。練習後、それらの栄養を摂るのが早ければ早いほど筋肉の回復や成長も早まるのです。鮭おにぎり、あんぱん、肉まんなどコンビニで買えるものでもOKです。食欲が無ければゼリーでも可。練習後、1~2時間以内に食事がとれるのであれば、それでも良いでしょう。糖質とたんぱく質、両方摂れれば完璧、効果は薄くなりますがどっちか片方だけでも構いません なお2時間以内に食事がとれないと、筋肉は破壊され続け、故障や貧血の原因になります。


その3#昼の食事と夜の食事

 昼は胃腸の働きが活発です。唐揚げやカツ、ラーメンのような太りそうなものを食べるときは昼が良いでしょう。逆に夜は胃腸の働きが鈍くなっています。油ものは控えて、消化に優しそうなもの(今の時期は鍋や煮物がオススメ)がいいですね


その4#水分補給はこまめに、合言葉は「出たら飲む」

皆さんの体重の60%は水分です。でも汗をかいたりトイレに行くと下がります。そうなると調子が悪くなります(脱水症状とか)。そうならないように、細目に水分を摂るようにしましょう。水や麦茶で良いです。ジュースやスポーツドリンクのような甘い飲料は×です(運動中はスポーツドリンクOKです)。 


その5#朝起きたらコップ1杯の水を飲む

 寝ている間に結構汗をかきます。なので朝起きたときは脱水状態で体内の水分が減っています。起きたらまずコップ1杯の水を飲みましょう。血液がサラサラになり栄養が全身に行き渡ります。