2021/01/15 09:48

食欲がない、といっても色々理由があります。何が理由で食欲がないのか、それを分かった上で適切な対応をとりましょう。

 

①疲れからくる食欲不振

頑張って練習すると筋肉が疲れるように、消化器官である胃腸も疲れます。そんなときは具沢山のお味噌汁豚汁がオススメ。アミノ酸が豊富な汁物を食事の最初に食べることでカラダが落ち着き「食べよう!」という気になることでしょう。スパイスが食欲を増進する「カレー」や唾液の分泌を促して食欲を出してくれる「梅干し」「レモン」などの酸っぱいものもオススメです。

どうしても食べられないくらいヘトヘトなら、スポーツドリンクやエネルギーゼリーも上手に活用しましょう。

 

②甘いもの食べて食欲不振

 逆に疲れていないのに食欲が無いというときは、朝食、昼食、夕食以外に何を食べて、飲んでいるのかをチェック。菓子パンやお菓子のような甘いものを食べると、脳が満足して食欲が無くなってしまいます。甘いものを止めたら食欲がでてきた!ということもあるんです。また、スポーツドリンクも糖質が多めなので飲みすぎには注意しましょう

 

③心からくる食欲不振

緊張する、やる気がおきない。これらも食欲が無くなる原因です。大事なレース前にあまり食べることができないという人もいるのではないでしょうか?無理して食べてもカラダが受け付けずに、嘔吐や下痢を起こしてしまいます。

 こんなときはお味噌汁ヨーグルトなどお腹が喜ぶ食べ物を食べましょう。ヨーグルトは物によって向き不向きが分かれるので、ずっと同じものを食べずに2週間おきに変えて自分に合うものを探し出しましょう。

 

共通して言えること

胃腸は楽しいときに働いてくれます(脳腸相関という)。1人で黙々食べるより、大人数でワイワイ食べるほうがたくさん食べれるし、栄養も吸収できます。できるだけ誰かと一緒に楽しく食事をしてください。もし1人の場合は、テレビで面白い番組でも見ながら楽しく食べましょう。

またよく噛んで食べることを忘れずに。栄養をたくさん吸収できますし、胃腸にかかる負担も少なくなります。