2021/02/01 14:59
中学生や高校生に対して、栄養指導の機会を頂くとき、私たちセリアスタッフは常々「練習」「栄養」「休養」のバランスが大事と伝えています。ところが、それらを頑張る前にするべきことがあるのです。
それは自律神経を安定させること。自律神経が乱れると心の不調、めまい、頭痛、動悸、冷え、不眠などを引き起こします。しっかり食べているのに貧血に・・・という選手も、自律神経の乱れによって胃腸が栄養を吸収できない状態になっているのです。「練習」「栄養」「休養」がポイント練習だとしたら、自律神経はジョグ=基礎練習。基礎ができていないと、応用はききません。
自律神経って何?
運動すると汗をかきます。食事を食べると胃腸が働きます。意識せずともこういうことができるのは自律神経のおかげです。自律神経は交感神経と副交感神経に分かれています。交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのような働きをします。必ずどちらかが優位になっており、交感神経が優位だと体は興奮状態に。副交感神経が優位だと体はリラックスします。
交感神経と副交感神経がバランス良く働くことで体は健康を維持します。バランスが崩れる状態を自律神経が乱れているといい、上で紹介したような不調を引き起こします。
自律神経を乱す原因はストレスと生活習慣です。これから紹介することをすれば、自律神経が整い、競技力UPをしやすい体をつくれるはずです!!