2021/07/01 09:28

暑い日が徐々に増えてきました。7、8月のような30度を超えるときはもちろん、身体がまだ暑さになれていない今も熱中症になりやすいのです。特に梅雨で雨が続いているとき、たまに晴れたときは気温がグーっと上がるので注意が必要です。

 

今月は暑さに負けないための食事・栄養戦略を紹介します。対策をとることで、暑さの中での練習を充実させ、秋以降のレベルアップに繋げていきましょう!!

 

①汗をかいたら・・・水分+ミネラルの摂取

 「汗をかいたら水分補給」はできていると思いますが、塩分を始めとしたミネラルはとれているでしょうか?汗には塩分などのミネラルも含まれています。水ばかり飲んでいると体内のミネラル濃度が薄まり、頭痛や吐き気、けいれんなどを起こします

水分補給としては麦茶スポーツドリンク(飲みすぎ注意)が良いでしょう。

食事では梅干し、お味噌汁、野菜、果物、大豆製品がおすすめです。特に暑い日はお弁当のごはんを梅入り塩むすびに変えてみてはいかがでしょうか?


同じ水分でもジュースやスポーツドリンクには要注意

暑い中で頑張った後のジュースは美味しいですよね?一気飲みしたくなる気持ちも分かりますが、そこは我慢して少しにするか、麦茶など別のものを飲むようにしましょう。ジュースには砂糖が多くはいっており、たくさん飲むことで糖質過多になり、疲れがとれない、食欲がなくなる、太りやすくなる、持久力が落ちる等様々な問題が起きます

 スポーツドリンクも同様です。運動中に適量飲む分には良いですが、運動していないときにガブガブ飲むと、やはり良くありません。

 

②夏バテ予防に・・・ビタミンB1が豊富な豚肉を食べよう

 暑さ+練習で食欲が落ちると、ソーメンやアイス、ジュースのような糖質が多いものを摂りがちです。そこで必要なのが糖質をエネルギーに変えるビタミンB。豚肉に豊富なので、生姜焼き、豚しゃぶ、豚キムチなど、疲れた時は豚肉料理を食べてみてはいかがでしょうか?ほかにも玄米、キノコ類、うなぎなどにビタミンB1は入っています。

 

③さらに効果を上げるために・・・クエン酸を摂ろう

 スピードを出して走ると乳酸がつくられます。乳酸が溜まった状態は所謂、脚がパンパンの状態で脚は思うように動きません。そんな乳酸を分解して再びエネルギーにしてくれるのがクエン酸です。乳酸は糖質をたくさん摂ったときもつくられます。糖質を摂りがちな暑い時こそ、運動時以外にもクエン酸をとることが重要です。

 クエン酸には食欲を増進させる働きもあるます。暑くて食欲が無い時にも役立ちます。

 クエン酸が摂れるのは梅干し、レモン、オレンジ、キウイフルーツなど。①で紹介した「梅干し塩むすび」は糖質+塩分+クエン酸の暑い時にピッタリなメニューです。「レモンの蜂蜜漬け」も糖質+クエン酸ですね。作り方は簡単。薄く切ったレモンを蜂蜜に一晩つけるだけ。冷やして食べると美味しいので、部活に持って行くときは保冷剤も忘れずに。

 

③野菜といっても何食べる?・・・夏野菜を食べよう

 旬の野菜は栄養抜群です。夏に旬を迎える「夏野菜」はどれもカリウムが豊富です。カリウムには熱ったカラダを冷ます、浮腫みを解消する、余計にとった塩分を排出する働きがあります

夏野菜といえばウリ科の野菜。キュウリやカボチャ、ゴーヤ、スイカ、メロンなどがそうですね。きゅうりやスイカは水分が多く水分補給に適しています。冷やして、塩を振って食べると美味しいです。カボチャは低カロリー、お腹の調子を整える食物繊維や免疫力を上げるβカロチンが摂れます。

 ほかにもナス、トマト、ピーマン、果物では桃や梨が夏に旬を迎えます。普段は野菜食べないな~という方も夏にこれらを食べてみましょう。今までより美味しく感じるかもしれません。

 

暑い時の練習効果を引き上げるセリア

①セリアロブ 主な成分:ペプチド、天然海水塩

発汗による塩分を始めとしたミネラル不足、暑さによる内臓疲労、食欲減退。これらの問題を解決するのがセリアロブです。天然海水塩でミネラル補給、アミノ酸より吸収が早いペプチドでいちはやく筋肉と内臓の疲労を癒します。

②セリアFe 主な成分:ヘム鉄、ビタミンB群

エネルギー生成に必要なビタミンB群が摂れるサプリです。スタミナに自信が無い方、ついつい糖質の摂取量が多くなる方には欠かせません。

 もう1つの成分であるヘム鉄は副作用無くカラダに優しく摂りこまれる鉄分です。夏は発汗や走り込みによる貧血リスクも高まるため、貧血の予防としてもオススメです。貧血の改善にはセリアジョブの方が有効です